日本の「さしすせそ」の危機!?

投稿日:2022.05.07 カテゴリー:発酵コラム

いまさらですが、基本の調味料の「さしすせそ」はご存知でしょうか?

・・・砂糖
・・・塩
・・・お酢
・・・醤油
・・・味噌

「さしすせそ」は、それぞれの調味料の特徴を生かした順番になっているので、料理の基本ともいわれています。

例えば、砂糖は他の調味料よりも先に入れるのですが、甘味はなかなか食材に浸透しにくいため、他の調味料よりも先に入れて味をつけるようにするためです。
(塩や醤油のような塩分のある調味料を先に入れてしまうと、その後に入れる甘味は食材には染み込みにくくなります)
塩は浸透圧が高く食材から水分を引き出す力があるため、味付けの始めの方で入れる方が好ましいとされています。
塩の後になっている酢は、他の味が食材に染みるのを防ぐ働きがあります。また、酢は早い段階で入れて加熱しすぎてしまうと、せっかくの酸味が飛んでしまうため、なるべく味付けは後半に行う方がよいのです。
そして、味に加えて風味付けの目的もある醤油や味噌は、長時間火にかけると風味が損なわれてしまうため、料理の仕上げの際に入れるのがよいとされています。

このように、きちんとした理由がある点も、非常に面白いですね。

さて、実はこの「さしすせそ」ですが、年々消費量が減少しているのです!


日本古来の基本調味料が、なぜ?
それは、「さしすせそ」を使用せずに、砂糖、しょうゆ、だしをきかせた「めんつゆ」、焼き肉やしょうが焼きなどの「たれ」、各種の「スープのもと」といった味付けの済んだレトルト調味料を購入する方が増えていることが背景にあります。

忙しい現代人の生活スタイルに合わせて、メーカーさんも商品開発をされていますが、それでもやはり、
私たち日本人の文化に根ざした「さしすせそ」は、大切にしていきたいものです。
米の消費量すら年々減っていく日本、お酢の酸っぱさが分からない若者も増えているそうですが、
日本の食文化「発酵」の素晴らしさをたくさんの方へ届け、伝統を守り続ける蔵を守っていくのも、当協会の使命だと改めて感じます。

そこで、そんな「さしすせそ」を、一泊二日で全部作ってしまおう、という沖縄ツアーを企画いたしました。

ツアーに同行するのは、当協会代表の是友麻希!

メイン会場となるのは、沖縄県にある発酵に特化した話題のホテル、「暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」。
健康や環境のことが考え尽くされているこだわりのホテルで、是友麻希監修の発酵懐石もお楽しみいただけます。

養蜂場で採蜜体験をしたり、沖縄の海水で塩作り?などなど、楽しい企画がいっぱいです。
ぜひ一緒に「さしすせそ」を仕込みましょう!

先着20名のプライベートツアーとなっておりますので、皆様ご予約はお早めに!

【お申込み・詳細】
https://reserve.489ban.net/client/costavista/0/detail/587819

⇒日付カレンダーから5月21日を選択ください。そのあと、一部屋の人数を入れてください。