投稿日:2019.03.22 カテゴリー:発酵コラム
ハチミツは、どうしてあんなに濃厚で甘いかご存知ですか??
まずミツバチは、蜂蜜の元になる花の蜜を吸って蜜胃に貯めます。その花の蜜にインベルターゼという酵素を加えながら巣に戻ります。
巣では、内勤ハチが、外から戻った外勤ハチから花の蜜を口移しで受け取り蜜胃に入れます。
内勤ハチは、蜂蜜を貯めておく場所に持っていく際に、またインベルターゼを加えます。
そしてインベルターゼを加えられた花の蜜の水分を羽で風を送って水分を飛ばすんです!!
最初の蜜の糖度は30~35度前後ですが、水分を飛ばして糖度80度に達すると完熟となり、蜜蜂が蜜ろうで蓋をします。
糖度80度以下の蜂蜜で発酵ハチミツと呼ばれているものもあります。
そのまま瓶詰すると、夏の暑さで蓋を吹き飛ばすこともあるそうですよ!!
人間界で言うところの口噛酒ですね。