日本の食をささえる種麹屋さん

投稿日:2019.07.02 カテゴリー:発酵コラム
おはようございます🌞
是友麻希です。
愛知県豊橋市にある種麹屋さん
ビオックさんにお邪魔して

村井社長にお話を伺ってきました!

600年の栄光ある歴史と伝統を誇る
黒判もやし本舗「糀屋三左衛門」さんから
研究開発型企業である「ビオック」さんが誕生。

現在は、ビオックさんが種麹屋さん

糀屋三左衛門さんが、甘酒などの一般商品を

作る会社として営業されています。

って、そのまえに!!

種麹屋さんって、何屋さんかご存知ですか?

種麹とは、麹に

味噌、醤油、清酒、焼酎、みりんなど、

醸造食品と呼ばれる食品を作る際には

必ず「麹」が使われます。

この麹を造るときに“たね”として

蒸した原料に加えるのが「種麹」です。

このたねを、作っているのが、種麹屋さん。

日本独自のお仕事です。

種麹屋さんというと、古い建物を想像しがちですが

ここは、まさに近代的な研究室。

3000菌株以上の麹菌を保有しており、

様々な食材に適した菌を選択して加工しています。

なんと、今まで麹にしていなかった穀類や豆類、根菜類、野菜類までも、麹にしちゃう技術をお持ちです。

食材を麹化することにより

✴︎低分子化されるため、体内へ消化吸収されやすくなり

✴︎様々な酵素を含んだ食材に生まれ変わり

✴︎新しい栄養価もアップ

野菜までも麹化することで、

新しい素材に生まれ変わるのです。

 

技術も素晴らしいのですが、
私がまず一番に感じたのが
社員さんが素敵♪
皆さま、楽しそうに働いていらっしゃり
爽やか。
仕事中だろうとなんだろうと、
皆さま、手を止めて、私なんぞを
立ってお迎えしてくださる。
私が、出入りする度に、
立ってお迎えしてくださるから、
なんだか申し訳ないくらい。
これも、社長のお人柄があってこそ
なんだろうな、と思いました、
最後に村井社長が
お話してくださった、
発酵を勉強したかったら、
まずは、学校の勉強をしよう!
と、いうお話。

 

 

素晴らしいお話でした。
勉強は、いつになっても出来ます。
学生の頃は、勉強が嫌いでも
大人になってからの勉強は楽しい!!
私が発酵ライフ推進協会の
発酵ライフアドバイザー養成講座でも
皆様によくお伝えするのですが、
発酵の知識だけ学んだって、ダメ。
発酵ライフアドバイザーは、発酵オタクを
目指してるんじゃないのよ。
発酵というツールを使って、
いかに私たちの暮らしを
より豊かに、
より楽しく
より感動的に
できるかを、アドバイスできる人を
目指してるんです。
そのためには、発酵の知識はもちろん
伝える力や、歴史や
料理、学ぶことは、たくさんある。
でも、だから、面白い!!
最後に村井社長が
音楽が今のところ難しいんだよね
と、いうお言葉に
伝える力は、リズム感だ!!
リズム感のない話は、聞いていても
頭に入ってこない!
社長っ!これで、どうでしょー。
なんて、生意気な意見を言わせて頂き、
そして、村井社長にうちの協会で
是非ご講演をお願いしたいです!!
と、図々しくもお願いし、
お別れしました。
村井社長、ビオックの皆さま
お忙しい中、本当にありがとうございました。
日本の食を根底から支える企業様とご縁をいただき
感謝しています。
ありがとうございました😊