沖縄の発酵が面白い!

投稿日:2021.12.24 カテゴリー:発酵コラム

日本でも観光リゾートとしてのイメージが定着している、沖縄

その沖縄の発酵文化、実は特徴的で大変興味深いものが多いのを、ご存知でしょうか。

地理的な関係で、中国大陸からの影響も受けながら、高温多湿な環境で、独自の発酵文化が広まったと考えられています。

まず特筆すべきは、泡盛。
黒麹菌(アスペルギルスリュウチュウエンシス)という、黒い麹菌を使って醸す蒸留酒で、タイ米を使用するという点でもユニークです。
高温多湿な沖縄の環境下で、他の雑菌に侵されることのないよう、クエン酸を生成しながら発酵することも大きな特徴です。
本州で暖かい季節に日本酒を造れば腐りますが、沖縄では黒麹菌のおかげで一年中、泡盛を造ることができます。
副産物としての「もろみ酢」は、古くから、健康飲料として県民に親しまれています。
黒麹菌は現在、世界無形文化遺産登録の運動が続けられています。
黒麹
(泡盛醸造過程)

それから、かつて琉球王朝時代、宮廷料理として並んでいたという、豆腐よう。
島豆腐を、米麹、泡盛、紅麹で発酵させたもので、島酒(泡盛)のおつまみにかかせません。

紅麹 水切り豆腐
(紅麹)

そもそも、発酵微生物たちが好むのは、25℃前後の気温であり、
温暖な沖縄の気校は、微生物たちにとってはパラダイスですね。

そんな、沖縄の発酵食文化にも触れつつ、観光要素も、美味しいものも、ふんだんに取り入れた沖縄ツアーが、2022年2月に開催されます。

ツアーに同行するのは、当協会代表の是友麻希!

定番の、泡盛蔵見学をはじめ、やちむん(沖縄の焼き物)の里へ出かけたり、楽しい企画が目白押し!

定置網の漁船に乗って、漁師さんと一緒に漁体験をし、さらに採れたての魚を船上で捌き、数種類の発酵調味料で食すのは、大満足間違いなしです。

夜景を楽しみながら、イギリス人チーズ職人に話を聞きながら、ワインとオキナワンチーズのマリアージュを愉しむ会もあります。

宿泊は、発酵に特化した話題のホテル、「暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」。
健康や環境のことが考え尽くされているこだわりのホテルで、是友麻希監修の発酵懐石もお楽しみいただけます。

先着10名のプライベートツアーとなっておりますので、皆様ご予約はお早めに!

【お申込み】

★飛行機付きプラン
https://www.tour-list.com/TL/?hc=oka20&attr=1626&Days=3&depAirDate=2022%2F02%2F11

★飛行機なしプラン
https://reserve.489ban.net/client/costavista/0/detail/536721
⇒日付をカレンダーから2月11日を選択ください。そのあと、一部屋の人数を入れてください。

【Q&A】

①飛行機あり、なしのプランがございます。ご自身のマイレージなどでいらっしゃる方は、そちらをご利用ください。
②飛行機あり、なしの差は、万が一GO TOトラベルが適用になった際に、飛行機ありプランしか、対象にならない可能性があります。(昨年はそうでした。)ただ、こればかりは、まったく分かりません。GO TOトラベルがスタートしない可能性もあります。
③飛行機付きプランをお申込みされる場合は、おススメ飛行機ではなく、集合時間に間に合う飛行機に変更してご予約ください。11日12時に那覇空港集合です。
④飛行機なしプランで申込される方は、ご自身で、必ず飛行機を早めにご予約ください。満席が増えてきております。
⑤二人部屋のほうが安価です。ご友人とご参加されるなどの場合は、パソコンで見ると、左側に検索条件がありますので、そこを2名1室にして、再検索してください。そして、2名分一緒にお申込みください。一人一人申し込むのではなく、二人分一緒にお申込みください。
⑥延泊や前泊をすると、飛行機が若干安くなり、取りやすくなると思います。
宿泊場所も延泊、前泊も承りますので、ご相談ください。前泊、延泊は、自由です。