こんにちは!発酵ライフアドバイザープロフェッショナルのももいもけこです。
このコラムでは、ズボラな私がずっと作り続けている「発酵べんとう」の魅力についてお伝えしていきますよ~!
みなさん、おべんとうを作るのは好きですか?
きっと、「めんどうだな」「毎日大変!」という方も多いと思うんです。
その気持ち、とってもわかります!
私も実はとってもズボラで楽なことしかしたくないし、細かい作業が大の苦手。
さらに、早起きは大の苦手で時間ギリギリまで寝ていたいタイプなんだもの。
少なくとも、毎日コツコツとおべんとうを作れる人ではなさそうですよね。
そんな私ですが、今はおべんとうを作ることがとっても楽しい!
この変化って、すごくないですか?(私にとってはすごいことなんです!)
なぜ続けていられるのか、私なりに考えてみました。
★きっかけは息子の一言
数えてみたら、私が毎日おべんとうを作るようになってから、早くも5年目。
おべんとうを作るようになったきっかけは、息子が中学生になったことでした。
その頃は、子の健康を思うばかりの母の立場に燃えていた私。
「中学の給食は美味しくないから、おべんとう作って!」の言葉に、私は燃え上がってしまったんです!
偶然にも給食とおべんとうを選択できる学校だったので、
「だったら私が美味しいおべんとうを作ってやる!」と、拳をぎゅっと握りしめて決意を固めたものです。
期待に応えるぞ!って。
★張り切ってみたはいいけれど…?
こうして、熱い気持ちで始まったおべんとう作り。
今思うと、やらなきゃ、作らなきゃ!って肩に力が入っていましたね。
その様子がわかるのが、下の写真。
今も毎日のおべんとうをインスタグラムに投稿していますが、その一番初めのおべんとうです。
細かな細工のキャラ弁とまではいかずとも、不器用な私なりにものすごく頑張ってます!
そうなんです、この頃は毎朝5時くらいに起きて、眠い目をこすりつつ
40~50分くらいかけておべんとうを作っていたんです!
彩りも気にして、少しでも食欲がわくようにとあれこれ頑張っていたなあ。
家族の誰よりも早起きして、「健康に気を付けて、彩りもよくしなきゃ…」って毎日考えて。
発酵の力を知る前だったので、とにかく時間と気力でおべんとうを作っていたんですね。
だって、インスタグラムにおべんとうを載せ始めた理由も、
「誰に見られても恥ずかしくないおべんとうを作るモチベーション維持のため」
だったんですから。
でも、「美味しくて」「体に優しくて」「家族が喜んでくれる」
おべんとうを作り続けるのは、
根がズボラな私には、本当はすごくプレッシャーだったんです。
★目からウロコ!発酵食はおべんとうにピッタリだった!
おべんとう作りの転機になったのが、ふとしたきっかけで学んだ『発酵』。
「美味しそうだし面白そうだから」と、軽ーい気持ちで学んだことが、
まさか、私のおべんとう作りをこんなに楽しくしてくれるとは!
『発酵』を学んだあと、今のおべんとうはこんな感じ。
左側は、醤油麹とみりんを使ったいなり寿司べんとう、
右側は、手作りがんもの醤油麹照り焼きべんとう。
どちらも、最初のころと比べて、シンプルなおべんとうになりましたよね?
でもね、今の発酵べんとうの方が、家族に喜ばれているんです!
「ごちそうさま~美味しかった!」っておべんとう箱を渡されるのは、
やっぱりうれしいものです。
(それまでの努力を思うとちょっぴり複雑な気がしないでもないですが…笑)
★発酵べんとうって奥が深い!
美味しく食べられて、しかも体に優しいとなれば、それですべてがOK!
発酵べんとうを作るようになって、朝のおべんとう作りにかかる時間も短くなりましたしね。
今は、朝のお弁当作りにかかる時間は10~20分くらい、長くても30分かからないくらい。
少しずつですが、レパートリーも増えていってます。
小さなおべんとう箱に広がっていく発酵の世界が、家族も自分自身も幸せにしていく。
そんな風に考えると、ワクワクしてきませんか?
作る人も食べる人も笑顔になれる、発酵べんとう。
みなさんもぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
次回からは、発酵べんとうのレシピや作るコツなどもお伝えしていきたいと思いますので、
お楽しみに!
☆instagram【もけこの発酵べんとう】
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