忍冬酒

投稿日:2020.09.10 カテゴリー:発酵コラム
*・゜忍冬酒 *・゜
皆さまご存知ですかぁ?
忍冬酒は、健康オタクでもあった神君 “徳川家康”が愛飲した薬膳酒です。
浜松で忍冬酒が製造されたのは戦国時代の永禄元年からとされています。
家康が三河から浜松に本拠地を移した頃、浜松で薬草の研究をし、忍冬酒を造っていた
神谷権兵衛が家康の命を承けて本格的に製造を始めたと言うことです。
家康はこの酒がことの他気に入り、その後家康が神谷家を優遇し、
太刀や家屋敷を与え保護しました。
家康愛用の薬酒との評判をとった忍冬酒は浜松の名物の一つになりました。
(以上、浜松忍冬酒HPより抜粋)
戦争で、一時は製造が途絶えてしまった忍冬酒ですが、地元の有志の方々が復活させ、
現在では、三河みりんで有名な”角谷文治郎商店”さんで作られています。
忍冬とは、スイカズラという植物の茎や葉で、清熱解毒作用のある生薬です。
この蕾は、金銀花と呼ばれ抗ウィルス作用のある生薬です。
また、昔、関西では焼酎歩合の多いみりんを「柳蔭」と言って夏場の暑気払いに
飲んでいました。夏バテ予防に今年の夏は忍冬酒おすすめです。
発酵ライフアドバイザープロフェショナル
足立るみ
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