投稿日:2019.07.31 カテゴリー:発酵コラム
【江戸時代の味噌事情】
手前みそ、という言葉があり、味噌は、その昔、各家で作るのが一般的でしたが、
実は江戸の町では、急激な人口増と慢性的な土地不足で家が狭く、味噌を作って保存しておく余裕がありませんでした。
そんなわけで、江戸の庶民は、味噌は買うのが一般的。江戸の町には、沢山の味噌屋さんがありましたが
実は味噌屋さんにとっても土地不足は同じ悩みで、江戸では長期熟成させない塩分の少なく、麹をたっぷり使ったフレッシュな味噌、いわゆる江戸味噌が人気でした。
そんな江戸時代の人気味噌を73年ぶりに文献を元に復興したのが、広尾にある東京江戸味噌。4種類のお味噌に、お出汁を入れて、味噌汁の試飲をさせてくれます。
東京と江戸、どちらも感じさせてくれるハイセンスなお味噌でした!こちらを経営されているのが、日出味噌醸造元さん。次は、こちらの社長さまに、お話を伺いに行きます!またご報告しますね。
http://www.edomiso.jp
発酵ライフ推進協会 代表 是友麻希でした。